*** テキトー絵日記 ***

(2006/09/23)


伊勢神宮秋季神楽祭

迦陵頻(かりょうびん)という舞楽

昨日から三日間、伊勢神宮の内宮で秋の神楽祭をやっていると新聞に出ていたので、今朝は自転車(KHS)で見に行ってきた。絶好の行楽日和といった上天気で自転車で走ってる人も多い。途中ボクのあこがれているスポルティーフで決めてる人がいた。綺麗な車体でパーツ類も綺麗。特に亀甲の前後フェンダーなどは惚れ惚れするほどの美しさ。思わず「綺麗な自転車ですねえ」と声を掛けてしまった。

内宮近くになるとこのお祭りのせいか、あるいは単に行楽シーズンの週末だからか、正月並の混雑でクルマが大渋滞している。その点自転車はよろしいなあ、スイスイと渋滞するクルマの脇を抜けさっさと内宮の宇治橋前に到着する。自転車置き場にはスポーツバイク(自転車のことね)もいろいろ置いてあって、見ていると、ほう、このフレームはどこのだろう?といった興味も湧いてくる。

目指す屋外の舞台前には椅子が並べてあってすでに人が座って待っている。ボクもテレビ局が三脚を広げている横の椅子を確保して開演を待つ。もらったパンフレットなどを読み時間をつぶす。やがて開演15分くらい前になったのでカメラでテスト撮影などしてみる。すると、、、、、2,3枚撮ったら電池が無くなった!まただ!(7月の朝熊山金剛證寺撮影小旅行の時と同じ=何かを撮りに行くといきなり電池が無くなるという症候群!)

すぐに席を立ち神宮内の休憩所売店に行って電池はあるかと尋ねてみるが「乾電池は置いてません」との返事。使い捨てカメラを売ってるくらいだから電池くらい置いとけばいいのにと思いつついったん宇治橋を渡って外に出る。ここには観光客目当ての売店がずらりと並んでいるから電池はすぐに買える。再び宇治橋を渡って中に入った。

秋季神楽祭という仰々しいタイトルの割には演目は4つだけ。その内で舞楽を伴うのは3曲。内訳は男性デュオ、女性カルテット、男性カルテットといった感じだ。今日の写真はその女性カルテットから。極楽に住む鳥のダンスだ。振り付けがなかなかで可愛らしい。

しかしいつも思うのだけど雅楽、特に舞楽ってエスニックだよねえ。中国、インドから遠くペルシャまでの影響が色濃く出ているのだものなあ。ちょうどこの後で同じく神宮の境内にある能楽堂で能を舞っていたのでそちらもちょっと見てきたのだけど、大変和風な趣がありました。するとこの雅楽っていうのは洋風なんだな。あるいは絹道風とでも言いましょうか。

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