*** テキトー絵日記 ***

2018/05/11(金)

デジタルカメラ

with Q7

小さな花壇も撮りようによっては大きく見える。やり方はマクロモードで近接撮影しながらズームレンズをテレ端にして遠近の被写体を圧縮させる。こんなことが出来るのもカメラだからこそで、いくら写りが良くなっているとはいえ携帯やスマホのレンズ機能では難しいと思う。

というのもデジタルカメラの先駆者でもあったカシオがデジタルカメラから撤退することがニュースになっているのを知ったからだ。思えばボクが初めてデジカメに触れたのも同社のQV10という初期の型だったからだ。あれはいつのことだったか調べてみたら1994年のことだった。

ボクが初めてネットに参加したのが1990年の10月で、これはまだインターネットではなくパソコン通信という電話回線を利用してデジタルデータをやり取りするものだった。それから4年後にQV10が市場に出たわけだ。もちろんボクもすぐコレに飛びついた。そのときですら未だWindows95の発売前のことだ。

当時の画素数は約32000(32k)、液晶画面は1.8インチ。ちょっとでも画像を拡大するとボケボケになって見られるもんじゃなかった。あれからというもの、各社で画素数競争のような状態になり、今やカメラの新規購入の際に画素数を気にすることはなくなった。

そのデジカメ普及の礎を築いたカシオがデジカメから撤退する。一つの時代が去っていくのだなあと感慨深い。

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