「沈黙の艦隊 北極海大海戦」

by ZV-1

このシリーズ漫画は大好きで楽しみに全巻を読み通した。それが一昨年、初めて実写の映画化となり期待して出かけたのだが、ラストのイージーなまとめ方に不満を持っていた。そんななので今回もあまり大きな期待はせずに観に行ったのだけど、実際のところ、なかなか面白かった。

特に近年のCGの進歩は目覚ましく、特に戦闘シーンなどは少しぐらい疑問を感じるような場面でも迫真の展開によってストーリーに引き込まれてしまう。原作は、かわぐちかいじ氏によるものなので、国内政治とか日米の立場などにも結構比重が置かれて描かれている。

ただやはり残念なのは、この原作が連載されたのは1990年から1996年、つまりグローバリズムの風潮が起こり始めたときでもあり、一国（この場合は原潜やまと）の強大な軍事力で世界平和を目指すというのが古く感じられてしまうのは確かだ。

******** 覚えたい語句の自分用MEMO *******

	潜水艦
イタリア語	sottomarino （ソットマリーノ）
スペイン語	submarino （スブマリーノ）
ポルトガル語	submarino （スビマリーノ）
フランス語	sous-marin （スマハン）

submarine