*** テキトー日記 (99/06/25)***

コンガのハナシ

他にも三重県内に同じようなHP作ってる人っているのかな?なんて思ったもんだからあちこち検索エンジンで遊んでたら何時の間にか自分の登録画面になっていて、なもんだからなぁ〜んも考えないままに登録してしまった。

しかし、キーワードに「楽器」てのを選んじゃったから、さぁ、もー大変。ってことはないんだけど、せっかく「楽器」という言葉を登録したのだから今日みたいに特別日記ネタが無い時はボクの(ボクのところにある)楽器を写真で紹介しましょう。

my congaこれはボクのコンガです。

別名ツンバドーラ、正確にはツンバオとツンバドーラのセットですが、代表してツンバドラスとも言います。

元はアフリカの太鼓を再現しようとして後にキューバで生まれたもののようです。

ボクのコンガは向かって左の綺麗なブルーのやつだけで、低音用の右のは借り物です。でへへ。

両方とも頑丈なグラスファイバー製です。ただし扱いは楽なのですが音は(良く鳴る)木胴のものにはかないませんね。(ゴンボップスは木胴だぁぁ)

皮は牛、馬、カンガルーのものがポピュラーだそうです。でもってこの皮の一枚一枚の個体差が鳴る/鳴らない、の大きな要因を持っているんだそうで、あるヴェテランのミュージシャンいわく、「皮を取りかえる時は同じものを5枚くらい入手して一枚ずつ試してみて、気に入った一枚を愛用するのだ。」そうです。乱暴に扱わなければその一枚の皮で10年以上もつんだそうです。

さて写真を良く見ると左右の形が違ってることに気がつかれました?左の青いのはLP社の今の形で「パタート・モデル」と呼ばれています。コンガの神様「カルロス・パタート」にあやかろうという訳でしょうね。さらに皮を留めている金具のところも手が当たっても痛くないように丸くなっています。んでもってこのLP社はアメリカの会社ですが、このモデル以降は台湾で作られています。

右の低音用のはもっと古いモデルで胴体もズングリしていますし、金具も丸みが付けられてはいません。この頃のはアメリカ国内かメキシコで作られたものです。

さてこのコンガですが、本来は一人が一本を担当するというもので、今みたいに最低でも一人で二本を担当するようになったのは思ったほど古くはありません。先ほど出てきたカルロス・パタートが初来日したのは有名なJAZZフルート奏者のハービー・マンのパーカッショニストとしてだったのですが、この時はまだ高音用のコンガと低音用はジャンベもしくはジェンベと呼ばれる別の種類の太鼓との組み合わせでした。40年くらい前のハナシです。だからまだ今の二本スタイルになってから50年と経っていない訳ですね。今でもアフリカンなルンバのセッションなどは一人一本が基本です。

基本奏法ですが、この二本コンガになってからのものとしては「ツンバオ・モデールノ」(モダン・コンガ奏法)が有名です。どうやるのだ?と聞かれても言葉で説明するのは難しいのですが、要は「つくぱきつくとと、つくぱととつくく」てな風に聞こえるのが基本です。でも基本は基本で、名人クラスになると皆さん自分流のアレンジ・バージョンを愛用なさってるみたいですから、ま、結果良ければ全て良しという世界だと思います。

ボクはこのコンガを、NIFTYのJAZZフォーラムの掲示板で「売りますコンガ2万円」という告知を見つけて売ってもらいました。気に入ってます(ゴンボップスじゃないのなら…)。だってLP社のものはちょっと前まで16万円くらいしたんですよ〜!それがある時に一気に安くなって半額。それでも一本8万円くらいしますからねぇ。

お手本というか教則にしたのはチャンギートのコンガ練習ビデオです。チャンギートはキューバの有名なティンバレス奏者ですが、コンガだってスンゴイです。ま、パーカッションの人は皆さん\\(^スンゴイ!^)//です。このチャンギートさんと良く一緒に演っていたコンガ奏者さんで有名なのがプエルト・リコのジョバンニ・イダルゴさん。もう〜〜〜〜超絶テクの持ち主です。

\\(^ス〜〜〜〜ンゴイよーーー^)//

つづく

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