*** テキトー日記 (99/06/27) ***

プライベート・レッスン

給料後ではあるが、雨振り続く日曜日。風も強い。本業はめっちゃヒマだったけど友達がアソビに来てくれたので退屈しないで済む。

夜はサックスのプライベート・レッスン。しかし生徒さんの楽器の調子がなんかオカシイ。アヤシイぞ。ちょっと彼から楽器を奪って自分で吹いてみる。んんんんん

\\(^なんかヘンだ^)//

 

「メンテ出そ〜よ〜」「息洩れとかバランス調整とかしたほーがいいよ〜」と彼に話す。結局ボクが楽器を預かっていつものメンテ屋さんに出すことにした。

さてそれはそれで置いとくとして、この日は基礎的な練習をしないでなにかメロディを吹いてアソビましょうかということになった。実はこういうのを買いましてと彼が出してきたのが「ピアノでつづる世界の映画音楽名曲集」みたいなの。パラパラっと見たら全部知ってる曲なんだけど、なんといっても名曲集なんてのは古い映画が多いので、肝心の彼はあまり知らない様子。

それでもコレが吹きたいというのが「太陽がいっぱい」のテーマ。わわわ、懐かしいなあ。アラン・ドロンのヒット作ね。でわそれを演ってみましょうとなるが、これは6/8拍子で書いてあって、つまりは8分音符一個がひとつのビートで、これが6つで1小節となる6拍子のことね。

ところが彼にはこのビートのタイム感というのが分かっているようで分かっていないみたい。特にただ長く伸ばすだけの部分なんかが毎度いい加減な長さになるので、急遽リズム/ビートといったレッスンになる。

さんざん演ってから、それではキーボードのプリセットリズムを使って実際に伴奏してみましょうということになり、ボクが伴奏する。最初はワルツ1とか、アルペジオバージョンのワルツ2とかで演るが、最後に選んだのが「JAZZ Waltz」というリズムでこれはもう完全にシンコペーションの入ったハチロク・スィング。

これでコーラス通りにハーモニー進行させておいてから、1コーラスのテーマの後はCm一発ものとしてのアドリブを演ってもらう。わははははは、コルトレーン風である。

どうノッていけばいいのか分からない様子だったので、すかさず自分のソプラノを出して先行アドリブする。これ相当問題のある楽器なんだけど、ま、こゆ使い方くらいならなんとかオッケーである。

てな訳でアッと言う間の2時間のレッスンは終わり、家に帰って遅い夕食。11時。お昼を食べたのが1時だったから10時間も経ってる訳で、腹ペコだーーー。

つづく

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