*** テキトー日記 (99/07/15) ***
地域振興券
ほらきた。お天気はいいが、何も書くようなことがない全く平凡でフツーの木曜日。だいたいこの駅前商店街は木曜日が定休のところが多いのである。だから人通りもまばらで、黄色い旗だけが風に旗めいている。
しかしこの地域振興券というのは最低の愚策でしたねぇ。ボクのところみたいな超零細小売店でも、確かにこれを使った人はいましたよ。お一人様2万円ちょうど。でもねぇ、その人だって身内から無理やり売りつけられたので仕方なくそれを使ったというだけで、ましてこの政策のおかげで売上増になったというハナシは聞いたことありませんね。
全くバカな政策を実施してくれたものです。巨額の税金無駄遣いと言いたいよ、ホント。これを発案した公明党の説明では「せっかくくれたのだから普段買えない/買わないようなものを買おうとするし、あるいは自分のお金を足して、もっと高額なものを買おうとするだろう」 って、 をいをい、 それは(きっと高額納税者の)あんたの感覚なんじゃないの?
こればっかりは宮沢蔵相の「時には信じられないような方法も実施する必要もあるようでして……。」という発言に同情いたしますです。
おまけにどこからお金が出ているのかは知りませんが、写真のような「のぼり」も各取扱店には配布されたんですよね。この写真のはボクのところに配ってくれたもので、店に貼り付けるのもイヤだったから、歩道の木立にボクがくくりつけた。4ヶ月前のハナシですが、赤いビニールひもは今もしっかりとポールを支えてくれています。