*** テキトー日記 (99/07/16) ***

サックスレッスンの生徒さん達

水曜日のライブの時になんだか懐かしい顔が見えた。あれぇ〜? 誰だっけ?と思いつつも演奏中だったので深く考えずにいたのだけれど、後で挨拶に来られて話したら、かつてのサックスの生徒さんY君。よぉ〜久しぶり。とっさに分かんなかったよと言ったら「そうでしょうねえ、髪切りましたから」。なるほど確かに長髪だったのが短髪へと変身している。

彼はニュージランドへ語学留学で行っていて、一度ホームステイ先のパソコンを借りてメールをくれたことがある。全部ローマ字のメールで読みにくいったらありゃしない。だいたい語学留学なんだから英文で書いてくれてもいいのにね。

最初ニュージランドへ留学するって決まった時は「これで気がね無くサックスがぶりぶり練習できるぞ」って喜んでいたのだけれど、実際に着いて見れば都会というか街中のど真中の家で、ニュージーランド=草原=羊、なんてのを漠然と想像していた彼は、もうこれでヒマな時はいつでも音が出せるなんて思っていたからそのギャップは大きかったみたい。

また個人レッスンを始めたいというのでいつでもメール頂戴と返事しておいた。Y君はアルトサックスだ。

アルトサックスといえば、最近になってアルトを始めたいというT君を先日紹介したI君が紹介してくれた。T君もその内ボクのところでレッスンを始める予定で、今は楽器を入手中のはず。

リペア後のN君のテナーサックス楽器といえば、調子が悪くてメンテに出していたN君のテナーサックスが修理を終えて返ってきた。結局ほとんど全部のタンポを交換してもらったんだけど、どれどれと人の楽器ではあるがまずは自分が試しに吹いてみる。

オッケー!オッケー! 非常に鳴りやすくスムーズになっている。また小さい音でサブトーンのチェックもしてみるが、これもスムーズに出て、う〜ん、こうでなくっちゃ。例えほんのわずかな息洩れなどがあってもサブトーンは出にくくなっちゃうのだ。またこうした楽器バランスが良ければ最高音も最低音も楽に出る。

人の楽器ではあっても、楽器の状態が良くて、良く鳴ってくれるとボクまでも嬉しくなってしまう。参考までに、YAMAHAのサックスは良く出来ていますが、タンポに使われている皮が割合い弱いのです。だからリペアの時は純正品よりも汎用品のタンポ皮を使うことをお薦めします。もっとも、取りつけ技術の信頼性というのも重要なファクターですけどね。

つづく

戻る