*** テキトー日記 (99/07/26) ***

ラブリバー公園でのイベント(On Stage編)

ヒマだったのでサッサと閉めて会場に向かう。なに、ここから10分ほどのところで近いもんだ。案の定メンバーはまだ誰も来ていない。ステージでは通称”おっちゃん”がドラムを叩いて和風フォーク/ロックのバンドが熱演している。今回のステージは公園に造り付けのコンクリートのもので、そこに真夏の太陽がギンギラギンと照りつけているので、出演者は皆ものすごい汗をかいている。いやもう見てるだけで暑くなる。熱くなるならいいんだけどね。

時間もあるし、ほかにどんな出し物があるのか見てまわる。う〜〜む、いかにも地域の祭りといった感じではあるが、あれこれ趣向を凝らそうという努力が感じられる。イベンターや企業まかせではないという地域の姿勢は逆に好ましいかもね。

河沿いの公園だから、カヌー競技やスクーバなどもあったらしい。これらは早い時間に終わったみたいで、片付けるところしか見ていないんだけど。自衛隊のヘリ体験というのがあったので、ひょっとしたら乗せてもらえるのかと思い広場のほうへ行ってみた。なにしろこの近くの自衛隊基地には攻撃ヘリがありましたからね、それもたしか教習用に複座になっていたはずなので、などと期待したが、普通の多目的というのか、そゆヤツでした。それも乗せて飛んではくれない。でも迷彩パターンは新しくなってるような気がした。

さて、ボク達のステージ。それまでの出し物が大巾に押してきていて、40分押しだという。よ、よんじゅっぷん!ボク達の後が花火なので一番最後のボク達が時間調整係でもあるのだ。しかし40分と言えば予定の半分しか出来ないなあ。

ステージの進行調整役の”おっちゃん”と主催者の自治体の人と既にステージで演奏しているブルースバンドの三者があわただしくあーでもないこーでもないとやってい内に、突然この40分押しが解消され10分引く(というのか?)むしろ予定よりも早い進行となった。哀れブルースバンドが大巾カットになったみたい。

てな訳でボク達のステージがなんの音リハ、マイクチェックも無しに始まったのだけれど、こ〜れがもう大変。マイクがあっち生きててこっち死んでるとか、ピアノは喧しいくらいなのにベースは死んでるとか、もうなにがなにやら。

お祭りの場合などは朝からステージを隙間なしにびっしりと使っていたりするので、こういう風にリハなしマイクチェックなしというのはそんなに珍しくはないのだけれど、これほどガタガタなのも珍しい。各自の生音が頼りだったりするのだけれど、これはジャズ経験者の有利なところかもしれない。もっともギターだのエレキベースだのってのはお手上げだけどね。

さらに2部では残り15分というところで発電機が止まるというアクシデントあり。生音パーカッションとタンガ着たダンサーだけで15分を繋ぐ。幸いブラジル料理試食テントを出店していたブラジル人達が集まってきてくれてたので、彼らのところに降りていったり彼らをステージに引っ張り上げたりで、なんとか持たす。

いよいよ、もうこのまま終わろうかと思った時に電源復活。中断した時の曲に戻り、エンディングテーマでフィナーレとなる。やーれやれ。

停電中も活躍する生楽器さん達

終わってから聞いたら「発電機のガス欠だった」んだってさ。…をいをい。

写真は、このままどうなっちゃうのか、先が読めないまま叩き続けるボクとお仲間達。

つづく

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