*** テキトー日記 (99/08/08) ***
鈴鹿サーキット遊園地プールでサンバ
鈴鹿サーキットは伊勢からは50kmくらいあるので、夏休みの日曜日だし道が混むといけないから8時前に起きた。がしかし外は台風かと思えるような土砂降りである。一応雨でも室内で演ることになっているのでそそくさと身繕いを済ませ8時半きっかりに家を出る。
空一面が真っ黒な雨雲でときどき強い風を吹いている。しかしプレセアちゃんは雨漏りなどしないので安心である。ってそういう問題ではないのだが。そうだそうだ、ラヂオを使えるのだった。さっそく聞いてみるとちょうどタイミング良く天気予報。三重県南部、海岸部は大雨らしい。あ〜あ。しかし内陸部は晴れだって? ふむむむ。一縷の希望をつなぎながらも猛しぶきを上げて北上する。
伊勢から30km地点辺りで雨が止む。そのまま走っていると、おんや?道路が濡れた形跡が無いぞ。35km地点、晴れ! 40地点、快晴!! 予定通りに10時に駐車場に入った時の天気はっていうと\\(^真夏の快晴ぎんぎらぎん^)//
しかもバラバラでやってくる筈のメンバー達もちょうどボクと同じタイミングで続々と到着する。ここはホテル〜サーキット〜遊園地〜プールとなかなか広大な場所なのでこういう風に固まって到着してくれないと連絡が取れないのだ。
一番不安だったお天気は最上級のものに変わって、プ−ルサイドといえばこれ以上望むことのないほどの上天気。二番目に心配だったPAも急遽外部のPA屋さんを入れてくれたのでこれもクリア。ただしボク達のようなロック〜ポップス系のバンド編成じゃないものにはあまり慣れていない様子で、音響バランスが一番安定したのは結局3回目のステージだったけどね。
11時のステージを終えていったん控え室に戻る。これが遠いんだなあ。遊園地を横切るくらいある。途中、乗り物のひとつで演歌がBGMに流れていてちょっと驚く。んなのあり?小さいお子さん達がいっぱい乗っている乗り物で、その前の休憩所にはご年配の方々が待ってるみたいだったから、あの演歌は付き添いの人達向けのサービスなんかしらん?
食事を終えてからまだ時間がいっぱいあるので、プールサイドのステージ場所に戻り今年初めての日焼けを楽しむ。なにしろステージとその近辺は立ち入り禁止になっているので、芋の子を洗うような混雑したプールでも悠々と出来る。おまけにこんな込み合ったプールには入る気もしないボクは堂々とサンオイルを塗りたくる。しかし寝そべってみて分かるのだが、プールサイドは海とは違って暑い。ものすごく暑い。タイルとかコンクリートの照り返しがものすごく強烈なんである。
な訳でいったん大汗をかいてしまうともう衣装を着る気にはとてもなれず、ショートパンツのまま2時からのステージをこなす。知り合いが来てくれていたのでデジカメ渡して撮影をお願いしておいた。誰も頼む人がいなければステージから撮影しちゃおうかと思っていたのだけれど、良かったなあ、今日はなにかとツイているぞ。
つぎの4時のステージまでの合間を利用して、本日初めてヘピニキを担当する助っ人山田君にバツカーダのイントロパターンを即席訓練する。こういうきっかけ部分がヘピニキという楽器の一番目立つオイシイところなのだ。彼には「これで君も県下で10指に入るヘピニキ奏者!」って言っておいた。多分ウソではない。だいたいヘピニキ奏者が三重県内に10人もいるんだろうか?
最後のステージも楽しく終わり、クアハウスの無料利用券だとか貰ったので寄ってく?とか、ホテルの方のアダルトな方のプールに寄ってく?とか、ハナシは出たものの、日焼けと大汗とステージ後でなんだかクタクタになってしまい、途中でお茶して帰ってきた。
あそうそう、2ステージからはギターじゃなくてウクレレだけで歌の伴奏(サックスのアドリブソロの伴奏も)を演ってもらったのだけど、断然このほうがイイという結果になった。ギターのサウンドだとどうしてもベースが欲しくなってしまうところがあるのだけれど、ウクレレの場合は全くそういうのを超越してますね。サンバにはカバキーニョという鉄弦のウクレレ使う理由がやっとハッキリわかったような気がした。