*** テキトー日記 (99/08/13) ***

ゲイ・ファッション

やっとというか、ようやく本場のゲイ・ファッションを入手した。思えば結構長い道のりだった。数年前からNYのミュージシャン達、それも黒人ミュージシャン達が愛用し始めたのを見たのがきっかけでした。

勘違いしてはエケナイのは、これはゲイに憧れているのではなくて、彼等のファッション・センスを取り入れようということで、クリエイティブなジャンルの関係から急速に広まったものです。

ちょうど日本でも「チビTシャツ」なんていう流行りがあって、確かにこのゲイピープル御用達のTシャツもピッチリしているが、その差というか違いは伊勢湾よりも広く琵琶湖よりも大きいのだ。←ジモティ用解説

黒だからツブれちゃうなあ基本的にはマッチョでタフガイがこれを着て、外見上の人当たりは非常に柔というところなんだけど、柔というのはあくまで一見の外見的な部分に留まらなくてはエケナイ。芯まで柔では本当に勘違いされても文句は言えない。ゲイから貰うのはその優れたファッション・センスだけなのだ。基本を続けよう。色は黒。素材はナイロン絡みの光沢を感じるもの、編地はニットでもカットソーでもいいがリブっぽいもの、首周りは詰まっていて、夏でも冬でもラグラン・スリーブの短い半そで。ピッチリ着るのが大事なので場合によっては身頃が絞ってあったりする。がしかしピッチリさせた結果が貧弱なボディではなんにもならない。だからマッチョ体型である必要がある。NYの黒人ミュージシャンでもドラマーとかの打楽器系がこれを取り入れるのが早かったように思う。

インターネットを始めたばかりの頃は、これを探してアメリカのゲイサイトをうろうろしたものだ。西海岸のとあるゲイサイトがオーダーに応じてくれたので、ボクを含めたお友達3人分を注文したのだが、受注生産らしく、時間がかかり、価格も高く、出来上がりもいかにも手作りで、おまけにサンプルほどカッコ良いものでなかった。

六本木あたりでは入手できるらしいのだが、何故かこれを着ている奴はその入手先をバラそうとはしない。もちろんデパートや普通のブティックでは売ってない。その筋の専門店なら売ってるとは思うが、今度はそういう店の所在地を知らない。

でその憧れのゲイ御用達Tシャツがジムトレーニング仲間を通じてアメリカ西海岸からやってきたのだよ。これだこれ。うひゃひゃひゃひゃ。これを着るとファンク系の音楽を演りたくなってくるなあ。ダダッダッダッダダン It's too bad!

つづく

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