*** テキトー日記 (99/08/14) ***
文体とパゴーヂ
夜のスタジオ練習の後で、先日ここにもご登場頂いた田吾チューちゃんから、最近HPの文体が変わってきてませんかぁ?と言われた。
そーかもしんない。ではその理由を考えてみる。
理由しょの1.こういう場所で書き続けるというのはフォーラムと違って相手とのやり取りがないものだから、つい、演説というか、言いたいコトだけ言いきり言い逃げみたいになってきているのかもしれない。
理由しょの2.これといった出来事も無いのに、なんとか皆様に読んで貰えるような日記を書こうとしていて余裕がないのかもしれない。
理由しょの3.例の英文化シリーズをポツポツと手がけているのだけど、そうするとなんというか、文章として明確な構文を持たせたものにしようと無意識にしているのかもしれない。
(後から自分の書いた文章をなるべくニュアンスを損なわずに英文にしようとすると、これが結構面白くってねえ、いや、大変でねえ、と言っておこう。)
でも田吾チューちゃん、チューバのアドリブソロ、なかなか良かったよん。今度はもっとブチ切れるのだ。(あ、こんなのどうやって英語で書こうか?なんて心配が今ボクの心をよぎった。ほらね、だははははははは)
ところで今これを書きながら「ゆうせん放送」の八月特集である「パゴーヂ特集」を聴いているのだが、これはバランサの自称「僕ってデンヂャラスなんだぜい」で有名なDENちゃんの選曲によるもの。
え〜と、パゴーヂを説明した方が良いですかねえ。貧乏人のサンバ、金持ちのボサノバ、ともにすでに過去の音楽で、それらの系譜を下ってくればパゴーヂという音楽形態に当たります。カバキーニョやバンジョー・カバキーニョだけで残りは打楽器、これで皆で歌ってワイワイやろうというようなところです。もっともこの延長でバンド編成だったりもしますが、パゴーヂには室内とか小じんまりとかいった感じがありますね。この辺がサンバがひたすら広がりを求めるのと正反対な姿勢かも。
DENちゃんと彼の率いるバンドは青山のサンバ・ライブスポット「プラッサ・オンゼ」のハウスバンドでもあります。ブラジルのTVに出演した時は誰もが日系ブラジル人だと思って、アナウンサーまでがポルトガル語で彼にインタビューして生中継の彼等を困らせたという経験も持ってます。
でそのDENちゃんが選んだというパゴーヂ集が6時間分流れているので、昨日からボクもテープに録音しながらこの日記を書いたりしているのでありました。