*** テキトー日記 (99/08/15) ***
伊勢うどん
お約束通り、今日は伊勢うどんをご紹介しましょう。
これが名物・伊勢うどんです。基本は具なしで、太いうどんの麺とおつゆだけで頂きますが、薬味としてネギ、赤唐辛子をかけます。肉うどん、月見、天ぷらの伊勢うどんというのもありますが、それらは発展形に過ぎません。あくまで基本形はこの素うどんのスタイルです。
初めてこれを見た人は一往に汁の色にびっくりしたりします。真っ黒でドロッとしたおよそ讃岐うどんなどとは正反対の路線ですからね。しかしこのおつゆは醤油やたまり醤油などではありません。
どうです? 真っ黒の見た目はいかにも辛そうでしょ?
ところがこれがカツオ出汁の効いた、とってもおいしいおつゆなんですよ。ぜんぜん辛くない。だから辛党のボクなんかは赤唐辛子をいっぱい振り掛けちゃう。
ずいぶん麺を食べちゃったところ。おつゆの様子が分かりますね?辛そうでしょ?でも辛くない。
だから結局はこのように飲み干してしまいます。
この伊勢うどんは数軒隣のお店から出前してもらったものですが、そこのお店には各TV局のグルメ番組や、紀行ルポなどで多くの芸能人が訪れています。
もっともジモティの伊勢っ子に言わせると「一番はあそこではない」だそうですけどね。
これを食べてからサックスレッスンの夜は更けていくのだった。テナーのN君は見た目より腹筋が弱いのかなあ?呼吸(呼気)をたっぷり1時間半やってからN君にどこが一番疲れた?と聞いたら、腹筋が痛い、と言っていた。