*** テキトー日記 (99/09/15) ***

敬老の日

国旗掲揚

これはボクんちの斜め前のお家の今朝の様子。エラいね、まったく。祝祭日には国旗を揚げましょうと。あの忌まわしき戦争で、国が日の丸や君が代や神道をヘンな風に利用していなかったら、もっと素直に帰属意識を持っていたんでしょうけどねえ。「兵隊一人の値打ちは(徴兵呼び出しの)赤紙一枚」なんていう意識だったから大勢の人が反感持ったんでしょうねえ。

さて日本のすぐそばでいきなり台風になっちゃったらしい低気圧君の影響で、昨夜からときどき大雨。風もそこそこに強い。

以前心理学のハナシで「主体は枠組みによって決定される」みたいなことを知ったのだけど、今朝の朝日新聞の天声人語にも似たようなハナシが紹介されていて、それは「老人である」と人から言われることによって自分が老人になるというようなハナシだった。

それじゃさ、敬老の日なんて大きなお世話じゃないかな?現代の還暦はいくつぐらいだと思うか?という調査でもほとんどの人が70歳以上と答えていたしね。だいたいTVなんかで「全国のお年寄り」とかいう言葉遣いがエケナイ。「全国の良い子」というのもバカにしてると思うけど。あんまりこういう風なマスの塊りで捉えないほうが良いと思うぞ。これって「兵隊一人の値打ちは赤紙一枚」とどこかで通低してないかい?

つづく

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