*** テキトー日記 (99/10/05) ***

出演予告チラシ

11月3日の祝日は松阪の「氏郷祭り(うじさとまつり」でサンバエンヘードをやるんだけど、その予告も兼ねたチラシが手に入った。これはいかにも商店街の人達が手作りでやっているという感じのもので、祭りそのものの予告はまた別だと思うのだけど、ま見てみて下さい。

元はB5版の商店街のチラシえ? ホントに!? って思わないかしらん? どーです。リオのカーニバルですゾ!

リオのカーニバルって言ったら、あーた、優勝を競うSクラスの最後のパレードがお馴染みですが、これって20チームが二晩かけて競うという、なんで二晩かと言うと1チームの人数が多くて一晩朝までかかっても10チームが限度。なにしろ何年か前でさえ1チームが600人くらいでは人数で負けるなんて言ってたらしいのですが、近頃に至っては1チームが6000人だとか!とにかくとてつもなく大所帯のシロモノなんですよね。

で、この氏郷祭りでの”リオのカーニバル”なんですが、ダンサーが5人、パーカッションは7人(スルド×2、小スルド×1、カイシャ×2、ヘピニキ×1、クィーカ×1)。PAの用意は無いとのことなんで歌無し、したがってカバコとかの伴奏楽器も無し。バッテリーアのみなんですが、これに日系ブラジル人会の人達やサンバ愛好グループの人達が加わる予定です。にしたって20人くらいのもん?

うむむむむ、せめてサンバ・カーニバルとかサンバ・パレードとかにしておいてくれたらイイのになあ。リオのカーニバルって言っちゃうと近頃はホントにリオやサンパウロのエスコーラ(サンバスクールのことで、同時にパレードの各チームでもある)から選抜メンバーを呼ぶのが流行っているから勘違いされないかしらん?

でも勘違いといえば、ボク達がサンバを手がけ始めた15年くらい前はもっとスゴかったです。キャッチコピーなんか例えば「暑い南の島からやってきた情熱のサンバショー」とかね。でおまけに看板には椰子の木、まわりにはコンガやマラカスのイラスト、ごていねいにサーフボードとか・・・。

これつまり、太平洋のハワイと、カリブのキューバあたりと、南米大陸のサンバとが全部ゴッチャになってるですねえ。島なのはむしろ日本であちらさんは巨大な大陸なんですけどねえ。ちなみに南半球で最大の都市はサンパウロだったと思います。東京より大きいのですよね。南というと田舎と思うのも南北間の偏見なんでしょうねえ。

つづく

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