*** テキトー日記 (99/10/14) ***

葉巻いろいろ

先日まで葉巻に凝っていたお友達が急に禁煙することになって、いろいろ集めた葉巻を全部ボクにくれることになった。大は一本17cmもあって一本ずつアルミケースに入っているという高級品。もちろん中身はキューバ産。日本で買うと一本数千円するらしい。小さいのでも10cmくらいはあって、こっちはフィリピン産。他にもジャマイカのやらスイスメイドまである。

見よ、この贅沢さ。わははははこうなると先日貰ったキューバ葉巻が盆と正月しか手をつけられないなんていうのから大きく状況が変わってきますですねえ。

もうスパスパやっちゃう。コーヒー飲むたびにやおら葉巻を取り出し、ビニールをはがすようになっちゃうのである。

なんでも反復した動作を重ねるとどうもサマになってくるようで、いまやテレビニュースを観ながら食後のコーヒーをすすりつつ葉巻でプカ〜とやるようになってしまったのであるが、なかなかどうしてオツなもんですぜい。

さらに葉巻それぞれの味と香りとニコチン強弱の違いまで楽しめるようになっちまった。例えば写真下段中央の一番短いものだが、これは「Tabacos Primeros - AGIO」とあるので多分「タバコは一番 - AGIO」と書いてあると思うのだけど、これなんかは非常に軽い。こいつに慣れた後でパイプタバコにすると「うへ〜、パイプってこんなにキツかったっけ?」と思うほどなんである。もっともいくら軽い味といっても紙巻タバコに比べれば、、ショートホープをいっぺんに4、5本くわえて火をつけたくらいはあるかも。

それから葉巻にはパイプには無い独自の味があって、これは舌で感じる味というより直接胃に感じる味(ってそんなバカなということは承知してますが)という気分なんである。これがパイプに比べて最初の頃の違和感でもあるのだが、いったん葉巻に慣れてしまうとこれが美味しいのだ。

こうしてボクの肺は真っ黒への一途を辿っているのだった。しかし同時に芳醇な人生を味わいつつということでもあるのだけどね。

つづく

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