*** テキトー日記 (99/10/16) ***
洋酒通
久しぶりに津にあるバー・アルディラに行ってみたらボトルの数がものすごく増えていて、スツール後ろの壁面はボトル棚に変わり、天井にもスチールネットの棚で積み上げ、カウンターに至っては3列の酒瓶。いったい何本くらいあるの?と尋ねたらだいたい1300本くらいですとのこと。わお!カウンター8〜10席くらいの小さな店にですよ。
地震でもあったら大変だねと話したのだけど「そ〜ですね〜、なんか考えなきゃいけませんねえ、、、これが全財産ですから」とのこと。そーだよ、なんか考えた方がいいよ。なにしろあんな状態なら、ちょっとくらいの地震でも 2,30本は落ちて割れちゃうと思うぞ。
ここのバーテンダー氏は以前、葉巻も始めました、てなことをおっしゃってたのでちょっとここんとこのボクの葉巻事情なども話して、やや大きめの、でもこの葉巻は本日が初めてというもので、えっと、これは"Don Juan Urquijo"という葉巻に火をつけぷか〜とやり始めた。
酒を集めるのが好きなバーテンダー氏のハナシによると、そういう酒のオークション会場では同時に葉巻もオークションに出るのだそうで、この前は63年のハバナ産で一本53万円という葉巻が出てましたよ〜とのこと。ナヌ!一本53万円!
こちとら一本5000円の葉巻でビビってるのに、まったくなんということだ。もっともそういうのはコレクションとかオークション目当てに持っているだけで、実際に火をつけて吸わないのだよ、きっと。酒だってそうだよねえ?とバーテン氏に振ったが、彼いわく「ええ、でもそういうレアな酒を実際に飲もうという会をやってるので、飲んじゃうんですよ」とのこと。そういえば前に行った時も滅多に手に入らないスコッチを皆で飲もうというのをやりましてねえ、と話していたっけ。その時は一本30万の酒だったそうだ。記念の飲み干した空瓶というか木箱だけが飾ってあったような…。しかし10人で飲んだとして一人2杯くらいで3万か。マニアックな酒好き達ではあるなあ。
写真はその店のものではなくて、(なにしろ酒瓶の形を面白がるようなレベルでは無いのね、ここは。)違う店で発見した飾り瓶。中身はスコッチだったと思う。
ちょっと色気というか、大人っぽさは無いけれど、ま、サックス形なのでスナップしちゃったというもの。
瓶の形で喜んでいるくらいだから、当分は洋酒通には成れそうもないボクだった。