*** テキトー日記 (99/11/20) ***

冬は牡蠣

おすすめナイトスポットに掲載してある鵜方の「トスカーナ」。ここの季節料理でもある牡蠣の料理が美味しいので攻略してみた。これらはメニューには載っていなくて、入り口に立て掛けた黒板に書いてあるのみなのでお見逃し無きよう。

それから「トスカーナ」は基本的にアラカルトの単品メニューのイタリアンレストランで、特にコース料理とかはやってないせいか、一度に注文すると厨房の都合?の順番で料理が出てくるので、少しずつ食べたい順に注文したほうが良いようです。

さてなぜ牡蠣なのか?ですが、そりゃシーズンだからということもありますが、なんといってもここは有名な「的矢の牡蠣」の産地なのですね。産地で食べる季節の産物のイタリア料理。むむむ、旨そうですねえ。

では牡蠣ずくし、行ってみよう!

最初はシェル牡蠣、つまり生牡蠣ですね。冷た〜く冷やした生の牡蠣にレモンをギュとやってお好みによりトマトケチャップを少々垂らします。でもってこれをじゅるじゅると頂く。白ワインとの相性は最高であります。

お次はこの生食用の牡蠣をそれぞれ牡蠣ガラごとにグラタンに仕上げたものを頂きます。ミニグラタンという風情ですが、これはクリーミーでなんとも言えないミルキーな幸せに包まれます。

では、牡蠣のスパゲッティ。ホワイトソースかと思ったら、さにあらずでありまして、これはスープスパという先ほどとは基本の味傾向をまた変化させてくれるので全く飽きません。しかも牡蠣のエキスが効いているからとっても美味しい。アサリなんかとはまた違うのですよねえ。

最後は牡蠣のピッツァとまいりましょう。これも想像していたものよりも遥かに美味しいピッツァになっておりまして、単なるトッピングに牡蠣が乗っているということではなく、熱いとろけたチーズと牡蠣がうまくハーモナイズしているんであります。最近食べたピッツァの中では一番美味しいものでした。

これら全てが「的矢の牡蠣」です。どーです、あーた。豪勢でしょ?ところがこれらが非常〜〜〜にリーズナブルなお値段で頂けるというのも産地の強みかしらん。わっはっはっは。

食後は、これもボクのおすすめナイトスポットのバー「リキュール」で一杯頂きながらおしゃべりするという楽しいコースでございました。

ホントは上記の料理群を写真で紹介したかったのですが、なにしろレストランでいちいちテーブルに並んだ料理の写真を撮るなんていう無粋なことはしたくなかったので、写真はございません。ご容赦。(でもホントにお薦めですから、こっちに冬場に来る予定などありましたら、ぜひトライしてみてください。)

つづく

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