*** テキトー日記 (2000/01/02) ***

元旦の夜

昨日の日記は確かに2000年一月一日のことではあるけども、正確にはまだ大晦日の延長であった。結局寝たのはいつもより30分ほど遅い深夜の3時半頃なのだけど、恒例の元旦爆睡の結果、元旦は午後4時半まで一度も目覚めることなく熟睡を楽しんだ。

メールチェックなどをしに店に寄って、元旦からも営業しているジムにもちょっとだけ顔を出して挨拶などして家に帰った。お雑煮を頂いてからテレビなどを観るが、お笑いの人がうじゃうじゃ出ている番組など煩くて観る気になれない。と思ったら思い出した!

ウィーンフィルとコンサートホール昨年からボクのお気に入りになっている新春コンサート「ウィーンフィル」を見るのだ。ちょうど始まるところで、お楽しみはこのライブ中継と同時に行われるウィーン国立歌劇団のバレエダンサー達。バレエといってもあのバレエの格好して舞台で踊るなんていうのでは全然っありません!男はスーツやタキシード、女はドレスやイブニング着て、ウィ−ンの由緒ある建物の部屋や廊下や階段などを舞台にして踊るのです。これがめっちゃカッコいい。去年はイーゴリー公の冬の宮殿で踊った一組のペアがとっても素敵でした。部屋の中央にはグランドピアノ、男は蝶タイをほどきシャツもはだけたタキシード姿、女はストリングのイブニングガウン、うううううん、スキャンダラスな雰囲気むんむんだ。その他スキンヘッドでスーツ姿の男性ダンサーなどの群舞も見事でした。これがウィーンフィルによる、あの「美しき青きドナウ」の生演奏を背景に踊るんですからね。全世界へテレビ向け演出として。

で今年も期待したのですが、この話題騒然となった去年の演出は随分抑えられていまして、途中の一曲で踊っただけでした。でも背景となる場所はなかなか素敵なところで、今年はキンスキー宮殿だそうです。ではちょっと写真でご紹介しちゃいましょう。

右のジイちゃんの方がカッコいいぞ 建物がいいんだよねえ、インテリアがさ。 美しい!

ね? 普通のバレエの格好じゃありませんでしょ?

でこれを観た後は映画「踊る捜査線」を観て、その後再び「二十世紀の名演奏」などというカラヤンやベルリンフィルなど、結局元旦の夜はクラシック三昧でした。

つづく

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