*** テキトー日記 (2000/01/04) ***

テナーバトル on TV

今年の正月は元旦のクラシック漬け以外はほとんどテレビを観てなかったんだけど、これは「やかましい」「というのと「小汚い」という理由でありまして、「小汚い」というのはいささか言葉がキツいですけども若手お笑い芸人さんが大勢出演するもののことで、なんで正月からあんな小汚い格好を観なくちゃエケナイのか?こっちはむしろ晴れ着姿を見たいくらいなのに。

二日目の夜のことなんだけどNHKで「ニューポートジャズフェス」をやっていたのを見つけてこれを鑑賞する。ジョシュア・レッドマン(ts)ってハーバード大だったのね。エリートなんだ。その後イェール大に入ろうと思っていた途中でジャズにハマり、そのままミュージシャンなんだそうだ。

司会進行役をこれもテナー奏者のブランフォード・マルサリスがやっていたのだけど、彼もなかなか多才でスゴいサックス奏者さんだけど、ステージを見た限りでは音楽の、いや彼のソロの指向が内に向いてるみたいでエンターテイメントという意味ではレッドマンの方が楽しいステージだった。

このバトルはカッコ良かった左がレッドマン、右がマルサリス若手実力派のテナー奏者の二人が丁丁発止と繰り広げるテナーバトルはなかなかのものでした。

その他にもダンアナ・クラールという女性シンガー/ピアニストやR&B系のミュージシャンなどのステージもありましたが、ボクはダンアナ・クラールを見直したなあ。以前にCDを聴かせてもらった時はそんなに好きなタイプではないと思ったのですが、このステージを見たらゴキゲンでした。

ナチュラルだ! ダイアナ・クラール

つづく

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