落書きはびこる

今、日本中で街中の落書きが増えているそうです。ボクんとこの商店街でも例外ではなく、今朝はパトカーも来て証拠写真を撮っていました。100ｍ程度の商店街なのですが朝イチの開店前のシャッターにはアチコチこんな落書きがしてありました。

文字以外にも絵というか、マークというか、なんだか良く判らない図が加わるのが最近の特徴みたいですね。これもなあ、東京のビクタースタジオ横のトンネル内みたいに、まるで絵画、まるでアートと思わせるようなものなら歓迎しちゃうんですが、ご覧のような幼稚なものではねえ。

ＮＹの街中に落書きが溢れていたのは80年代でしたよね。今のＮＹにはそんな落書きは見当たらず、犯罪の件数もずいぶん減っているんだそうです。

戦後の日本は、なんて書くとずいぶん大上段に振り構えているみたいですが、ナンでもアメリカの追従をしてきていると思いませんか？この落書きもそうですが、金融不安、企業の買収合併、中心地の地盤低下、失業率増大、古くはＤＩＮＫＳ、まぁいいことなしですね。もっとも今のアメリカは世界中の不景気を相手に一人勝ちの好景気に沸いていますけどね。

良く言われるように、人々の幸せは資本主義では達成できないんじゃないかと思えます。なぜかって言うと、資本主義での幸せには必ず多くの不幸せな人の犠牲を伴うから。そろそろ新世紀にふさわしい新しい社会モデルとしてのイデオロギーが発明されないもんかしらん？