*** テキトー日記 ***

(2000/11/03)

今年の文化の日

思えば去年の今日はこういうイベントがあったのだった。ここ↓

http://homepage1.nifty.com/takaken/1999/9911/991103.htm

今年はウルバナ・チームというかゲーリー氏にやられちゃったからなあ。朝日新聞の地方欄には様子が出てなかったので読売新聞で検索してみたが、サンバ初登場の去年とは違ってニュースネタにはなってないようだった。したがって新聞には掲載写真もなし。わはははは。


サックスのレッスンに来られているN氏が、それまでのアメセルのテナーを下取りに出して、さらに年代の古いブッシャーのテナーを買ったので試奏させてもらった。

もうキーの形や配置がセルマーとは全然違う。見た目も古色蒼然としているが鳴らしてみると良く鳴るし良く響く。とはいってもいかにも往年のジャズのサウンドなんだけど、これがまた好きな人にはたまらない音なんだよねえ。音色で特にセルマーと大きく違ったのは高音部で、これがまるで中音域といった感じで反応してくれる。E音やF音なんて高い音域を鳴らしているといった気分ですらなくて、なんというか全く中音域を演奏している感じだ。

キーで言うと左手小指のテーブル・キー、それも特にG#キーが全然違う。なので時々指が外れてしまう。おまけにG#のトリルキーまで付いている。ふ〜〜ん、なかなかよく出来た楽器だなあと思う。鳴りはイイしね。でもこれ戦前の楽器なんでしょうねえ。若いシリアルナンバーだから1930年前後のものでしょうか?でも古かろうが見た目悪かろうが、イイものはイイっていう証拠みたいなもんですね。ちなみに30万円だったそうです。

当時のエリントンバンドは全員このブッシャーだったそうです。ブッシャーのサックスについて解説してあるページを見つけました。ここ⇒http://www.ishibashi.co.jp/windpal/vinsax/buesch.htm

   つづく