フリーマーケット
毎年恒例になってきた伊勢「楽市楽座」という、ホントは名産品などを集めて、通行禁止にした道路でそれを売るお祭りみたいな日のことで、駅前から外宮への参宮道で今日からそれをやっている。
しかしなんでも便乗しようというので、ボクのいる商店街のほうでも今日と明日は路上フリーマーケットだのステージ・ショーだのがあって、ま、お祭り気分。
でもねぇ、フリーマーケットといってもほとんどが衣料品だったりする。それも案外、店舗や業者の在庫処分みたいな感じでもあったりするのがツマンナイ。ホントの骨董品や掘り出し物っていうのはまず無いのね。値段も言ってみればバーゲン価格に過ぎないし。
で、こういう路面販売(ホントに地べたに並べる)がズラッと並んでいる訳なんだけど、ハッキリ言ってなにか汚らしい感じもある。どうせやるなら春から夏の間にやればもっとカラフルだったりもするんでしょうが、今のこの時期に路上ですから防寒も大事で、そうすると見た目的になにか小奇麗な感じが無くなっちゃうのだ。
さらに盛り上げようという気持ちは分かるんだけど、商店街が用意したものといえば、今どき誰も嬉しくないような「縁日」セットだったりする。ステージの方も「パラパラ」なんて、若者受けしようという気持ちは分かるのですけどね・・・。そのパラパラの前は「大正琴演奏」ですからねえ・・・。
こういう気分はなかなか表明しづらいのだけど、さっき来たボクんちでも高齢に入るくらいの顧客さんは「なに、これ?うるさいし汚らしいねえ」だって。ハハハハ、同じような気分になる人もいるんだな。
廃れつつある駅前商店街の活性化っていうのは難問だと思うけど、ターゲット不明確、コンセプト無いに等しい、老若男女全てに受けたい、というのはチト無理があるんじゃありませんでしょうか?-
-
飲食業が実権握ってるからなあ・・・。
どうせならアートフェスティバルみたいな感じで芸術の秋と引っ掛ければいいのにね。そしたら見て回るだけでも楽しい企画になると思うんだけどなあ。
|