年末サンバ・ショー第一弾
某有名企業関連会社の年末パーティにて、アトラクションとしてのサンバショーの依頼があり、久しぶりに客前でサックスを吹いた。
とは言え、これはサンバ編成なのでベースはいない。代わりにスルドという大太鼓、他にドラム、サンバ独自のカバキーニョという弦楽器をウクレレで代用するというメンバー編成をバックにサックスでソロを取ったりする。でもこれは音楽ライブというよりは、あくまでパーティでのアトラクションだから、お客の方の注目度はタンガ姿のダンサーやフロントで歌うおねいさんにあったりする訳なのだけどね。
会場はホテルのバンケットルーム。ここは天井がやけに高く、とぉってもゴ〜〜ジャスなドデカいシャンデリアがぶら下がっている。お客は背広姿の男性ばかり81名。他にパーティ・コンパニオンが10名くらいかな。ここでの演奏の最大の問題点は唯一のコード楽器であるウクレレにPAが入っていないということだったことが後から分かった。つまりウクレレは自前のアンプを通した音だけだったのね。
この程度のパーティではそういう方法でもなんとかなるのだけど、横一列に並んだサンバ隊。いざボクが歌おうと思ったらなんとウクレレの音、つまりハーモニーが全く聴こえない。遠くでかすかに「ちゃ*ち*ん**ら〜ん」てな風に聴こえるだけ。なんとなく聴こえた(ように感じた)音程のある音を手がかりにテキトーに(!)歌い始めたところ、わぁを〜〜〜!全然キーが合ってないぜ〜!
成り行き上、仕方なくワンコーラスをごにょごにょと歌い?サックスでのソロに換えたが、あれ?それでもキーが違っているように感じた。むむむむ。どーいうことだろう?とはいえウクレレという楽器の特性、つまり高音で音が伸びず音が小さい、ということもあって、この合ってるんだか間違ってるんだかの???な演奏はそのままバツカーダ(打楽器演奏)に流れ込むのだった。本来なら大ドヂなのだが、それがそこまで大失敗に聴こえないのは、PAが無いという怪我の功名ということなのかもね。わはははははははは(後で聞いたらウクレレさんもなんだか間違えていたんだそうだ。)
てな内部ミスもありましたが、主催者さんからは「来年もサンバで〜〜」などとありがたいお言葉も頂戴しパーティ会場を後に後しました。終わってから恒例の?ダンサー晴れ着姿撮影会。
はい、ポーズ!
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