*** テキトー日記 (2000/02/05)***

オピウム

「アヘン戦争思い起こす」と中国で香水オピウム発売禁止

(5日付け朝日新聞)

中国の半植民地化のきっかけとなったアヘン戦争を思い出させるとして、有名ブランド、イヴ・サンローランの香水「オピウム」(アヘンの意味)が、中国で販売禁止になった。関係者によると、店頭から一掃され、在庫は本国フランスに送り返された。商標登録を管理する国家工商行政管理局(工商局)が販売禁止の要望を受けて審査、「名前が不適当」として、販売に必要な登録を取り消した。

オピウムは1977年発売開始、80年代になって中国市場にも入ってきた。小売価格は約500元(約6500円)から1000元以上、労働者の月給に相当する値段だった。

 香港返還直前、四川省成都市の工商局に消費者から「この『アヘン』を取り締まれ」と訴えがあった。成都の工商局は北京の国家工商局に、「アヘンを香水の名前にするのは、中華民族を尊重していない」と消費者の訴えを転送した。

 2年以上たって国家工商局の裁定が出され、「『アヘン』は中国から駆逐されることになった」(成都の工商局)。中国での販売は非合法になるという。

だぁ、なんということだ。ボクが最近愛用しているのは紛れも無くこのYSLのオピウムなのだった。しかもわざわざリクェストして探してもらったものだ。といっても指名買いではなくて、爽やか柑橘系じゃなくて、近頃流行りのユニセックスの香りでもなくて、どちらかというとオリエンタルな雰囲気とか、クセのある独自な香りという指名ね。しかもこれオードトワレじゃなくてオードパルファムなので香りの含有率がコロンと反対で高い、濃い。

気に入ってるんですよお、この香り。しかし「アヘン」を意味するものだとは知らなかった。そうかそうか、それならかえって大事にしちゃおう、でへへへへ。

これだ!

つづく

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