*** テキトー日記 (2000/02/13) ***
白金≠ホワイトゴールド
先日ある人と話しをしている最中に、なんだか引っかかる言葉があったのを思い出したので、引き続き広辞苑遊びをしてみる。それは「ホワイトゴールド」という言葉。知ってます?たぶん皆さんもお聞き覚えはあるかと思うのですが、ホワイト=白、ゴールド=金、だからといって、ホワイトゴールド=白金ではないって知ってました?
まずは【ゴールド】。こりゃ確かに【金】です。元素記号 Au 原子番号79。原子量197.0。問題なし。んでわ次ね。白金。
【白金】(platinum) 金属元素の一。元素記号 Pt、原子番号七八。原子量一九五・一。灰白色を帯び、鮮明な光沢をもつ貴金属で、展性・延性に富む。融点が高く、空気中で高温に熱しても酸化されず、ただ王水・苛性アルカリに侵される。理化学用器械・装飾品などに用いる。触媒としての用途も広い。プラチナ。
うむむむ、白金=プラチナ、でありました。それじゃホワイトゴールドは?
【white gold】白金代用の装飾用合金。歯科用などにも使われる。金‐パラジウム系と、金‐ニッケル系の二種がある。
白金(プラチナ)代用の合金ということなんですね。しかしこの日本語のネーミングはちょとヤヤこしくないかい? 白金を英語にすればホワイトゴールドになっちゃうんだぜい。困るなあ、もう。