*** テキトー日記 (2000/02/14) ***
聖バレンタイン・デー
生ちょこれ〜と
日経流通新聞によりますと、日本のチョコレート業界とヨーロッパのそれとで喧嘩してるらしいですね。発端は「本物のチョコレートとはカカオ脂以外のものを一切使用していないものに限る」というヨーロッパのチョコ業界の突然の発表らしい。なにしろ日本のチョコレートというのは植物オイル中心の、言ってみれば甘口、薄口な食べ物ですから、こんなこと言われてさぁ大変。
しかし食べてみれば判りますが、この本場の生チョコレートというのは確かに気品漂うお菓子でありまして、決して子供のお菓子などではありませんね。コーヒーや紅茶、ブランデーなどにも合います。なんたってボクなんぞは抹茶のお茶請けにしてますが、それでも合う。
例えばアイスクリームについてとやかく言いたければ、まずはイタリアに行って本場で本家のジェラートを食べるまでは、少なくとも日本やアメリカものを食べただけではとやかく言えるものではないらしいです。
チョコレートも同じで、これはやはりフランスかベルギーに行って本場のものを食べるまではうかつに判断されない方がよろしいようです。なんといってもアチラでは大人のSWEETとして確立されているとのことですから。言ってみれば文化でもある。
という訳で今日はバレンタイン・デーにちなんでチョコ話題でした。しかしなんでチョコなんだろう?と思ったのでマイブームでもあるCD-ROM広辞苑で調べてみる。すると、
【St.Valentine's day】(聖バレンタインは269年頃殉教死したローマの司祭) 2月14日。聖バレンタインの記念日。この日に愛する人に(特に女性から男性に)贈り物をする。わが国では1958年頃より流行
とありました。ふむむ、別にチョコレートのことには触れてないなあ。ま、美味しいからいいことにするか。ワンワン!