*** テキトー日記 (2000/02/26) ***

バンド練習日

今や月に一回のペースになってしまったスタジオでのバンド練習日だった。しかし今のこのメンバーで定例的に練習を始めてからもうかれこれ15年以上になる。地元で演っていたオルガントリオに、こっちへ帰ってきたボクがサックスで入れてもらったのが始まり。この頃は週に1、2回どこかの店で本番を演るだけだった。

屋外イベントを自分で企画してバンドのメンバー始めいろんな人の協力を得て屋外オールナイトライブを演った時、これからはもっと多くの人が楽しめるようなラテン系の音楽をやろうということになって、パーカッションやコーラスを入れて、そうすると当然リハーサルをする必要性が出てきて、それで最初の頃は毎週、毎土日は夜の9時から深夜までずっと練習をしていた。その他にも定例のライブや隣町のジャムセッションなどにも出かけていたから、二日に一度はサックスを吹いていたってことになるのかな。

このスケジュール状態が結構長く続いた。数年間はこのようだったと思う。ゲストもいろんな楽器、いろんな人が来たし、覚えていない人も当然沢山いるんだけど、遊びに来てくれた人を全部数えれば100人くらいいるんじゃないか?

次第に、さすがに毎週土日を練習では大変だから(実はボクは全然タイヘンなんかじゃなかったんだけどネ)といって、週に一度の練習日というスタイルになった。これが過去15年余りの中間期。で、最近はこれが月2回くらいになっていたのだけれど、ついに一昨年〜昨年辺りから月一回ペースになっている。

一番大きな原因はですね、ナンと、不景気。これが大きな原因です。どういうことかといいますと、サンバ、サルサ、ラテンフュージョンといったようなバンドは編成の人数が多く、楽器を多いし人も多い。場所も取る。いきおいどうしても単発のイベント中心になる。ステージたって良くあるようなステージカーでは、例えそれが10tロングでも載るのがキツかったりします。贅沢いえば奥行き5間×間口6間(9m×11m)くらい欲しい。あ、これはダンサーが衣装を着けて踊ることも考えてのステージサイズですけどね。

盛り上がってますな〜

でこういう大きなステージを屋外に臨時で作って、それにイントレ立てて照明100灯、ピンスポット2本、観客数百名@屋外に対応するようなPA、こういうのを用意しようとするとバンド関係の総費用がすぐに100万超しちゃうのですよね。それでもバブルの頃はもちろん、それ以降もしばらくはありました。ありましたが、だんだん先細りになってきて、今や滅多に無いという状況です。そーすっとそれに合わせたリハだの構成だのってことを考えるようなバンド打ち合わせ練習が必要なくなってきてまして、結局、何でもイイからなにか音を出して遊びましょという今のスタイルになってしまいました。この先、景気が回復して大掛かりなイベントが戻ってくる日はあるのでしょうか?

(あそうそう、次は3月の25日だよん>田吾チュー)

つづく

戻る