タックスクラブ・ライブ
定例のタキシード・クラブのライブの日。今夜はサンタナを演るので、つまり倍速テンポでアドリブをするパートが結構あるので、それに向けて数日前からコンガのピーキングをしてきた。いやなに、手が動くように毎日30分ほどの練習をしてきたという意味。考えてみればコンガはもちろんフルートもサックスも練習など全くしていないので、それで人様の前で演ろうというのは舐めたハナシであるのかもしれない。
今月は少しラテンものに戻した構成内容となっていまして、久しぶりに生ギターでのエストレリータなどを演奏するが、うむうむむ、結構叩きながらも音楽に酔えてしまう。好きだな、こういうの。
リハではボロの出ていた3人の呼吸だが、本番ではちゃんと以前の感じをつかんでまして、ちゃんとまぁるいリズムでまぁるく音楽を演ることができた。音楽ってまぁるいのですよ。知ってました?
歌手さんもいくぶん押さえた感じで歌を表現してまして、これもシャウトばかりが能じゃなし、というリハの時のハナシを理解してくれていて、なかなかアダルトな雰囲気になったんではないかと思います。ただし、この日初めて彼が持ってきたマラカスには少し閉口したけど。あれはいくら音が小さいだろうからと思っても、実は相当強力な楽器なので、キッチリ演るか、全く演らないかの見極めというか、覚悟のいる楽器なんですよね。ま、それも次回のリハで話そうっと。
終わっていつものようにお楽しみのくつろぎタ〜イム。休憩中は「マティーニの薄いの!」なんて注文したらクラッシュアイスのオンザロックだったので、終わってからはまともなマティーニとシガーで楽しむ。
ああそうだ、マイボトルのセクシーおねいさんブランデイがまだあったんだと思い出して、2杯目はこの「Desir」というコニャック。しかしお隣さんのマティーニが美味そうだったので、3杯目にまたしてもマティーニを注文して、出来あがったところをパチリとスナップした。それがこの写真。彼はなかなかカクテルが上手だ。
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