*** テキトー日記 ***

(2000/05/12)

朝のサックスレッスン

宇治のドクが紹介(推薦?)してくださった結果、テナーサックスのレッスンを始めることになった主婦プレイヤーのHさん。連休中は時間が取れなかったということで、昨日、今朝と連続しての朝からレッスンとなった。略して「朝練」ならぬ「朝レ」だ。ボクの場合たいていは「夜レ」で、朝レは初めてのこと。わははははは

しかしいつも思うのだが、こういう風に楽器の練習や演奏で人と接すると、思いのほかその人柄みたいなものが良く分かる。人柄というか、タイプって感じかな?

せっかちな人やおっとりしたタイプ、納得しないと音に反映しない人や、中途半端なままでもちゃんとそれを受け取ることの出来る人など、いろいろあって案外そういう部分もボクには楽しい。ちなみに中途半端なままで、それを認識することが出来るというのはとても大事な資質で、芸術に対する理解力というものはこういうものだそうだ。いわゆる右脳の処理能力のことね。なんでも理詰めで解決しようとするのは左脳主義。

音楽というのは元々は数学の一部で、その数学は天文学の一部だったそうだ。これは放送大学で習った「西洋音楽史」にそう書いてあった。ならば音楽とは科学の一部で、左脳主義の問題かとも思えるのだが、実際には表現という右脳領域が大きな影響を及ぼすから、音楽とは科学+芸術、論理+感情、理論+表現、左脳+右脳、のものだと言えると思う。

天文学だって元はといえば農業のために発達したもんだと思うし、農業といえば生存を効率よくするために発達したもの。あるいは食欲という根源的なものを満たすためのものだと考えると、なにかこう大きなリンクというか、便宜上分けて考えてはいても、上記した両者とはおおきなひとつのものだという気がする。

とまぁ、朝レからエラく大きなことまで一瞬のうちに想像してしまった今朝だった。

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