タッチアップ
愛車の左後ろの角が、ギギギギと4本のツメでこすられたような跡がついているのを発見した。なにか自転車のペダルとかバイクでこすられたような感じ。本来ならばバンパー部分なのだが近頃のクルマはこういうところとボディ部分とは同じ塗装がしてあるのでどっちがどっちなんだかよくわからない。でも傷の下からは黒いゴムかプラスティックが見えているから車体ではなくてバンパーというべき部分だな。
先日の隣町セッションに出かけた時の路駐時にやられたようだ。このクルマは塗装が綺麗だったのになぁ。悔しいから生まれて初めての「タッチアップ」に挑戦してみることにした。
まずはインターネットでこうした場合の補修方法などを読んでみる。SOFT99というところが懇切丁寧に初級から上級までの補修技術について写真入りで解説しているから、興味のある方はご覧あれ。http://www.soft99.co.jp/howto/repair/rep_03.html
さっそく近くのホームセンターへ行く。がしか〜し、タッチアップというのは車種ごとに細かい色の指定があって、しかもそれには必ずしも全車種が書いてある訳でもない。さてそうするとボクのNISSANプレセアちゃんはどのシルバーなんだ?
NISSANのシルバー色は5種類くらいあるらしい。しかしここで迷ってみても仕方ないので、テキトーにグレーっぽいシルバー色に決める。ついでにパテなんぞも買ってみたのだが、こちらは白、黒、グレーくらいしかない分かりやすさ。さっきの迷いはなんだったのだ。
まず傷の周りをやや広めに粗めのサンドペーパ−をかけよとあるので、その通りにする。しかしこれって汚い部分が広がったような気もするんだけど…。
次に買ってきたタッチアップを塗ってみる。筆でペンキを塗るというよりも女性が顔の化粧するような感じかなあ。この時点で違うシルバー色だったかもしれないと思い始める…。
乾いたので、これも書いてあったとおりに中目のサンドペーパーで塗装表面のデコボコをならすように削る。がしかし削りすぎたのか、また下の黒い部分が見えてきた。ならばとパテをヘラで刷り込むようにして塗る。こっちのほうが簡単に出来る。しかし色の違いは歴然としてきたような…。
最後に極細のサンドペーパーで全体を平らにすると書いてあったので、これをやったら、あ〜らら。いつのまにか深く4本の傷があった場所が、浅く、まるでガードレールで擦ってきたかのような見た目になっている〜。
あ〜あ〜、もう知らない!とか思っていたらタイミング良くクルマ屋さんから電話があった。点検しましょうよ、のお誘いだったのだが、ついでにこういう細かい補修作業もするの?と尋ねたら二つ返事で「しますします!」だってさ。
ボクのやった内容などを話したんだけど、「タッチアップも最初の内は難しいかもしれませんねえ、慣れもありますしねえ」だそうだ。ところで彼はNISSANの営業さんなのだけど、先日ボクのところに来た時に、インターネットでクルマの細かい性能緒元を調べるというハナシをして、彼も買ったままで埃をかぶっている自分のPCでトライしてみるということになっていた。なので「どう調べたいのは見つかった?」と聞いたところ、「いや〜、検索エンジンからヒットしないんです」とのこと。
そこでボク。「キーワード検索も最初の内は難しいかもしれませんねえ。慣れもありますしねえ」わははははははははははははは
(プロがやるとこんな風になるらしい。下写真)
こうやって
こうすると、
ほら元通り!
ボクのは全然違う。元よりも目立つ!え〜ん(泣)
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