15年ぶり
ボクが英会話を小グループで習い始めたのが15年前で、先生はオーストラリアからやってきた人だった。その後、彼女は伊勢を離れたのでボク達は別の外国人の先生にシフトして、その後もその先生宅で、まるで毎回ホームパーティみたいな英会話レッスンを数年前まで続けていた。
毎回、夜の10時から始まって夜中の12時1時はざらで、時に深夜の2時3時までもワァワァとやっていた。なのでボク達はトーキング・セッションなどと呼んでいたほどだ。その彼女も今は東京へ移住してしまったので、実にさみしい限りなのだけどね。
で、そういう英語を習うという主眼の下で、いろんな外国の文化や伝統といったものに接するようになっていったのだが、それらのそもそものきっかけというのは、最初に書いた15年前の初代の先生、ミスL嬢だ。
その彼女がご主人(日本人)と二人のお嬢ちゃん達、さらに彼女のお母さんも連れて、一家で日本にやってきたので、当時のメンバーで歓迎&同窓会的なお食事会をすることになった。場所はこれも当時、レッスン部屋を提供していただいていた郊外のピザハウス。今はメニューを拡張してイタリアン・レストランになっている。
彼女のお母さんは74歳で生まれて初めての外国経験なんだそうだ。「私のパスポートは綺麗なものよ」と言って真新しいパスポートを見せてくれたのだが、「ボクは未だにパスポートを持ったことがない」と言うと、ちょっと驚いてました。そーだよな〜。ボクの友人、知人達でパスポート持ったことが無いヤツなんてほんと少数だものなあ。しかしどこに行っても、ボクがパスポート持ったことが無いって言うと、例外なく驚かれるなあ。
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