*** テキトー日記 ***

(2000/06/10)

タックスクラブ・リハ

親指を骨折したので先月はトラを頼んだベース君が復活して、二ヶ月ぶりにいつものメンバーでのタキシード・クラブのリハーサル。こうしてみると、確かにトラのベースさんは巧いし器用でもあるのだが、本来のベース君のほうが3人で音を作るということに慣れているようだ。セッションバンドではなくてユニットを目指すというのが形になってきているということなのだろうか。

先月演って「結構イイじゃない」ということになった”コーヒールンバ”のスペイン語の歌入りバージョンをもっと膨らまそうとあらかじめ歌手さんと画策していて、それはギターソロの後にコロ(コーラス)とカンタ(歌手のアドリブによる歌)の掛け合いによる、いわゆるサルサのモントゥーノ部分を入れようというものだ。

とはいってもコロ部分は、ボクがコンガを叩きながらテキトーにショートフレーズを作って歌い、それに呼応するかのように歌手さんがメロディを即興で歌う。その間、ギターさんにはトレス(複弦、3コースの小型のギターでキューバ音楽などに使う)のようにピアノモントゥーノ(サルサの伴奏でのピアノのリズミカルな分散和音パターン)を弾いてもらうという仕掛け。

歌手さんとは事前にハナシだけ済ませておいたのだが、さてやってみると・・・わははははははは!エスニックな雰囲気が漂い、なかなかイーではないか!

本番はさらにノってくるといいなあ。楽しみだなあ。