*** テキトー日記 ***

(2000/09/23)

映画「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」

ついに伊勢でも1回だけの上映会が決まった話題のこの映画を観てきました。なんと、朝の9:15からの上映。レイト・ショーっていうのは分かるけど、アーリー・ショーという訳だ。

映画館は元ジャズ・バーをやっていたボクのお友達のお兄さんが経営していたところで、今は別の映画館の経営になっているところ。ホールは2つあって小さいほうは100席くらい。でも今朝は大きい方で、こっちは150席ほど。ここの映画館で使っている名門スピーカーのアルテックA7は、これもボクのバンド友達が元経営していたジャズ喫茶から譲り受けたもので、映画館も古いですがいろいろ昔からの人の繋がりなどが思い出されます。

さて席は150あるから大丈夫とは思うのですが、なにしろ駐車場は30台分しかないとのことで、8:45に現地到着してみれば、ちょうど2台分のスペースが残されている状態でした。ラッキ〜〜!

知り合い、バンド仲間、サックスの生徒さん、など顔見知りがアチコチにいて、しかし逆に言えばこれだけ話題になっていてもこの程度かとも思う。この映画の話題は朝日新聞の天声人語にまで出たのですよ〜。8割程度の客席の埋まり具合を見ながら、こんなもんかと思う。田舎よね〜。

映画そのものは、ほとんどストーリーらしきものは無くて、アメリカのギタリスト、ライ・クーダーが古いキューバ音楽に惹かれてキューバに渡り、メンバーを招集し、埋もれていたキューバン音楽爺ちゃん達を引っ張り出して、録音し、世に紹介し、最後に音楽の殿堂のカーネギーホールでライブを成功させるというもの。

でもこの爺ちゃん達カッコいいねえ!録音シーンのひとコマ