バレンタイン・ライブ
先日やったリハの本番の日。といっても今月はライブハウスではなくて大きなカフェ・レストランでの「ちょっとラウンジ風」ライブ。
最近になくお客さんが多い。カップルばかりならバレンタイン・デーの記念お食事日みたいな感じかと思うのだが、グループ客や単身客もいて店はなかなかにぎわっている。
連絡ミスと勘違いが重なってリハを欠席したベース君は、この夜一番先に来ていた。ボクもセッティングなどしてるとメンバーが次々と現れ、この夜はタキシード・クラブならぬスーツ・クラブの装い。あ、しまった写真撮っとくんだった。
いつものように2部構成で9時からファーストセットを始める。流石は本番というか、客前ではリハの時のような「なにか芯というか、中心点が見えない」といったような演奏にはならない。ベース君の存在もそれだけ大きいということかもしれない。
セカンド・ギターが中心となってやった「マリア・セルバンテス」ではまさにそのことが証明された形になった。曲中で進行をリードしなければいけない筈の2ndギターさんが自分で見失ってしまった。
なのでリハの時に確認した構成とは違った形になってしまい、おまけに自分でオロオロしている。ボク達はそれを承知でひたすら彼についていくだけ。もうボクなどは笑えてしまってこらえるのが大変。実はこらえていなかったけど(^^:
。それを救ったのがベース君で「んじゃもう仕方ないからここらで終わりにするよ〜」というのをちゃんと音で合図してきたから、ちゃんとその通りに終われたんだけど、2ndギター君は宴会客の一員から早く脱することを覚えないとエケナイね。
ステージの合間にはジン・リッキー、セカンドステージも終わってからはこれも恒例のマティーニをいただきながらシガーをくゆらす。至福のひととき。客前での演奏は楽しいなあ。
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