*** テキトー日記 ***

(2001/05/10)

国会答弁が面白い!

昨夜TVでニュースを見ていたのだが、小泉首相の国会での代表質問に答える答弁が面白い。皮肉って言ってるのではない。本当に面白い。ボクなんぞは首相が答えるのを見てわはははははと声を出して笑ってしまったほどだ。

国会答弁を面白くしてくれた小泉クン「ワ・タ・シの内閣なんだ。タブーはない。」と言ってる時の身振り手振りとか、いくら執拗に鳩山さんが食い下がってもダメで、やっと政治家を見ている気になれる。

歴代の首相の、あのなんとでも取れるようなあいまいな国会答弁から比べると俄然面白くなった。

だいたいスピーチや答弁が魅力的でなければ国家のリーダーたる資格はないのだと思う。日本は今まで腹芸が通じすぎていた。共産主義の国家リーダーや独裁色の濃い国家リーダーなどはどこでも演説が長い。

崩壊前の旧ソヴィエトでは誰それが何時間のスピーチをしたとか、ヒトラーの熱弁はチャプリンにも皮肉られて有名だし、カリブの反アメリカ体制を続けているキューバではカストロ首相の長時間スピーチなどが有名だ。

でもこれらはなにも民衆がいつもいつも我慢して聞いてる訳では無いと思う。民衆にしてみれば熱弁であるからこそ長時間のスピーチが成り立つんではないだろうか?もちろん政治家のほうにもそれだけ民衆に訴えたいことがあってのことだと思うのだけれど。

てな訳で久しぶりに今の日本の民衆の気分や気持ちが理解できていると思われる小泉首相の、今後の答弁やパフォーマンスを楽しみにしていこうと思っている。だって本当に面白いんだよ〜。

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