タックスクラブの店内リハをした
タキシードクラブ略してタックスクラブのリハーサルを閉店後の店内でした。数日前にパーカス担当君から電話があり、今ボクたちが手がけているBVSCの「カンデラ」という曲はクラーベが3−2(スリーツー)から始まって歌と共に2−3(ツースリー)にひっくり返るらしいと言う。ひっくり返るのは判っていたが、ボクには歌の部分がどうしても3−2に聞こえる。
註:クラーベというのはラテンリズムのコアを成す、分解不可能の2小節から成る最小リズム単位のことです。
誰が2−3だと言うの?と聞いたら「キューバ音楽」という本に吉田憲司氏がそう書いているという。げ、吉田憲司氏といえば”あかんべ猫”のハンドルネームで以前はネット上でいろいろお話した相手じゃないか。数年前には東京のSomedayというライブハウスで一緒に演奏させてもらったこともあるアレンジャー、トランペッターでラテンには造詣が深い人だ。今も毎年年賀状を頂いている。
しかしなあ、ボクにはあそこの歌のパートが3−2っていう気分なんだよなあ。メールして直接聞いちゃおうかしらん、などと思いつつも、今夜のリハは何故かジプシーキングスを取り上げたい気分。
そこで今ボクのアタマの中で鳴り響いている「Bamboleo」。この曲の譜面と歌詞が知りたくてインターネットで探してみる。アルバム紹介は多いがなかなか希望のものがヒットしない。そこでジプシーミュージックならスペインだろうと思ってYahooスペインに行ってから検索をかけてみると、あるあるある、流石はスペインだ。
MIDIで参考演奏を落とす。歌詞もゲットできた。譜面はというと昔のフォークソングや月刊明星の歌謡曲ページみたいなスタイルで、歌詞の上にコードが書いてあるものを入手できた。ついでにお友達に電話してジプシーキングスのバンボレオのCDを持ってきてもらうように手配する。
さて夜になってタックスクラブのメンバーがやってくると、なんとリーダーはやはりジプシーキングスの「ボラーレ」を演ろうという気になっていたことが分かってちょっとビックリ。気が合うなあ。
ただし今夜の練習ではまだ見合わせるということで、その代わり「キサス、キサス、キサス」などのラテンスタンダード曲を演奏ではなく歌にしようということになって、練習中にインターネットで歌詞を探す。やはりスペインで探すのがベストのようですぐに見つかったが、あれ?ボラーレって元はイタリアの曲じゃなかったっけ?ん?ん?
ビ−ルのTVCMでお馴染みのあの曲です。ボ〜ラ〜レ!
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