新聞写真にまいった
ちょっとコレを見ていただきたい。これは今朝の朝日新聞の日曜版トップの「革命
12年目の古都プラハ」という特集記事の二枚目に使われていた写真で、有名なカレル橋の今の写真だ。
記事タイトルは「貧富の差は広がった。でも、だれも後戻りは望まない。」とあって革命以後のプラハの現況を伝えている。
この写真のキャプションには「大道芸人、似顔絵かき、勤め帰り、恋人たち、観光客、物乞い、……。だれもがカレル橋にやって来る。89年11月には警察が交通規制した」とあります。
誰が撮ったのか知りませんが、ボクはこの写真とっても上手いし、素晴らしいと思いますね。明るい照明に照らされた商店の前辺りには観光客や勤め帰りと思しき人たちが沢山いて、その手前、写真の暗い影になる辺りには物乞いがシルエットとなって路上で頭を下げている。もっと手前になる橋の暗いところでは恋人達が抱き合ってキスしている。
まるでCM写真のような素晴らしい出来栄えのスナップショットですねえ。これを朝日新聞の特派員が撮ったのでしょうか。ウマいなあ。記事なしの写真だけでも立派な作品として成立していると思います。うむむむむ、この写真はきっと評判になるのではないかなあ、、、、?
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