午後から県営ジムに行く。結構汗をかいたのでシャワーを浴びてからジムを出る。途中の公園にクルマを停めて双眼鏡。鳥も見る。ヘリも見る。遠くの釣り人も見る。陽はまだ高いが、それでも夕方の心地よい風が吹いてきている。ラジオでゴキゲンなジャズが流れている。ランディ・ブレッカー(tp)とかリッチー・バイラーク(p)の渋いジャズだ。一汗かいた後のシャワー上がりの肌を夕方の風とジャズがなぞるように流れていく。
こんなゴキゲンな気分なので、読書する。相変わらず三島である。しかしこれは「裸体と衣装」と題した彼の日記である。そのせいかいまいち没頭しづらい。
そうこうするうちに眠くなってきてシートを倒し、本を置き、鳥のさえずりと渋いジャズを伴奏にウトウトしてしまう。
30分ほどだったが、いやぁ至福の時間とはこういうものかもしれない。