*** テキトー日記 ***

(2002/06/08)

ピアノとデュオ

演奏開始前のピアノ席から見たラウンジ風景

ムーディでしょ

久しぶりにラウンジでのオシゴトをしてきた。何が久しぶりかっていうと、テナーでボヘーと演ることが久しぶり。ピアノとデュオというのが久しぶり。ホテルのロビーが久しぶり。と久しぶりはいろいろ重なったりする。おまけにこのホテルのラウンジでの演奏はボクにとって初めてだったりもする。

この時期にしては、というかもうそんなリゾートホテル満員の時期なのか?なんだけど、週末ということもあってロビー周りは結構混みあっている。

ラウンジでの演奏は9時からと10時からの2回なんだけど、8時の段階ではご覧の通りまだ営業前といった雰囲気。でもこれが一度音を出すと結構人が入ってくる。

演奏は別にロビーからでも聴けるので曲によってはロビーで立ち聴きしていた人たちから拍手をもらったりもした。拍手は嬉しいのだけど、こゆ時いつも考えちゃうコトがある。

それは、これはあくまでホテルサービスの一環で生音の雰囲気をその場の空気感と共に味わってください、というのが本来のラウンジ演奏なのではないかという思いなのだ。

でも一方で、ピアノが置いてあるのは大理石の一段高くなったステージ風なところだし、演奏が始まるとハロゲンのスポット照明なんか点けてくれちゃったりするし、おまけに1曲ごとにしっかり拍手なんかしてくれたりすると、こちらもついバンドマンサービス(^^:というか、ライブノリになってしまったりもする。イケナイイケナイ

よっぽど「あら素敵!」と思ったとき以外は基本的に毎曲ごとの拍手はしない。耳の半分で聴いて残りの半分は呑んだりおしゃべりしたりガヤガヤしたり。でその合計ではその場の雰囲気をトータルに楽しむというのがなかなか難しいのかもしれない。というよりも、そういう味わい方に慣れていないんだろうなあ。

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