*** テキトー日記 ***

(2002/07/20)

ニコラス・ド・スタール

Le Grand Concert

昨夜テレビをつけたら偶然この絵が画面いっぱいに飛び込んできた。でしかもボクは一瞬にしてこの絵やこの絵の作者のことが好きになってしまった。いったいなんという人だろう?

ロシアに生まれ南フランスで無くなったニコラス・ド・スタール(Nicolas De Stael)という画家であることが分かった。略して言うならスタールだと思うが、どういう訳か日本語では彼のことをドスタールと言っているみたいだ。

でこの絵は「Le Grand Concert」というタイトルなのだが、どう見てもこれはオーケストラではない。彼の絵は元々かなり抽象的なタッチであることからして、中央の白いモヤモヤはドラマーかもしれない。するとこれは絶対ジャズのピアノトリオなんではないかと思うのだ。

向かって左手に黒いグランドピアノ、中央白い四角のグラデーションはきっと白いドラムセットなんだろう。それから右手にはウッドベースが存在感を漂わせている。いいなあ、この絵。モダンなグラフィック感覚に満ちているじゃありませんか。

 

 

他にも彼はこんな絵(右⇒)も描いてるくらいだしね。きっとズ〜ジャが好きなんだろうと思う。

 

大きい画像で観たい人はここがいいかも。

http://www.lemondedesarts.com/DossierDeStael.htm

これもいいなあ↓。

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