*** テキトー日記 ***

(2002/08/28)

シンガポール-その3

ラッフルズホテルにあるロングバー

シンガポールは熱帯に位置しているから、ほとんどの場所は「カジュアル」もしくは「スマートカジュアル」で良いと、これはリッツカールトンホテルのドレスコードガイドにも書かれているのだが、このラッフルズホテルのロングバーだけはドレスアップの必要があると、そうガイドブックには書いてあった。それも一冊や二冊ではない。目にしたほとんどの日本語のガイドブックにはそう書いてあった。

だから今回、真夏の旅行だというのに、それも赤道直下に旅するというのに、ボクはツーリストジャケットをわざわざ新調したのだ。なのに、なのに、なのに、いざ実際にそのロンガバーに出かけてみれば、そりゃ客のほとんどが白人ではあったけど、彼らの服装はというとカジュアルなのだ。ハナシが違うのだ。全然ドレスアップの必要なんか無かったのだ。えーーん。

おまけにこんな格式あるバーでさえ「いま二階でライブ演ってますが、一階ニ偕どちらがいいですか?」と聞かれる始末。

もちろん風情のあるというか、床中ピーナッツの殻が散乱している一階を選んだのだが、そして噂のシンガポール・スリングも飲んだのだが(←甘い!)せっかくの渋い造りが喧しい音楽でちょと残念だった。

 

ラッフルズホテルはコロニアルスタイル全室スートの超高級ホテルで、建物自体がとっても素敵である。中庭を囲むショッピングアーケードも有名らしいが(遅く行ったので閉まっていた)ホテル中央部のパティオでも飲食が出来る。そしてそこでもこんなバンドが入っていたりする。

見た目はなかなかにロマンチックラテンてな雰囲気なのだが、そして確かにそういう曲も演るのだが、どーしてしどーして4ビートものバリバリでしたぜい。

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