*** テキトー日記 ***

(2002/09/24)

装飾とオブジェ

画廊ふうの珠屋

飾り物や装飾っていうのは大いに興味があるんだけど、それが引き立つための背景というか舞台というか、たとえば柄を目立たせるための無地部分、オブジェを引き立てるためのノンオブジェな部分が必要なんだと思う。

さらにおまけに今の日本の平均的家屋で採用されているような、ひたすら明るいだけの蛍光灯照明では、せいぜいが効率優先の事務所まがいになるだけだよねえ。

陰影のある照明下で装飾やオブジェの引き立つだけの無地部分を持ちたいなあと思うのだ。音楽にしたって無音部分があるからこその有音部分だし、休符がなければフレーズなんて成り立たない。

でも現実の生活空間ではなかなかそういったものが持てないからこそ、こうした写真のような空間に惹かれるのかもしれない。

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