*** テキトー日記 ***

(2002/09/25)

彼岸

赤い帯のような畦道

暑さ寒さも彼岸まで、というが確かにそのとおりのようだ。昔からの言い伝えは正確なものだなあと思う。とはいっても秋の彼岸というのは秋分の日の前後一週間のことらしいので、つまり日照時間が12時間以下になるということで大変辻褄が合っている。じつに科学的だ。

もっとも仏教でいう彼岸とは此岸(シガン)の反対で涅槃(ネハン)のこと。生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界。というのが広辞苑に出ていた。どうも単なる”あの世”でもないようだ。

そういうヤヤコシイ話しはさて置き、彼岸花だ。マンジュシャゲとも言う。他にはカミソリバナ。シビトバナ。トウロウバナ。捨子花。天蓋花。などとも言うらしい。

死人花とはものすごいネーミングだと思うが、なぜか死者とか墓地とかに縁のあるような名前ばかり。切花にして鑑賞したりはしないんだろうか?なかなか綺麗だけどねえ。

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