五十鈴川河口付近
今朝のバイトは海や港に近いところだったので、帰りは自転車で港の近所をあちこち覗きながらついでに写真も撮ってきた。先日の剣峠が水源地なら、今日のはその川の河口部分にあたる。
こういう時、クルマだと土地勘が無いとウロウロできないのだが、なんといっても自転車はいい。どこでも入っていけるぞ。
潮の加減か、いつもより潮位が高い。ときどき大きな鳥の影が自分の影と重なる。見上げると頭上数メートルのところを鳶が空中に漂っていて、その眼光は鋭く水面を見つめている。
やがて鳶は水面まで下降してきて、パシャッとなにかを掴み堤防のコンクリートまで戻る。見ている限りでは何も掴んでいないようなのだが、堤防上に着地した鳶は掴んだ足元から何かを食べてるようなので小魚なのかもしれない。
クルーザーがスピードを上げて伊勢湾に向け港を抜けていく。船の前部の喫水線より下が見事なほどに水面に現れていて、船底が水面を綺麗に左右に分けて行く。
突堤近くの釣り人たちが駐車したクルマの列には、県外のナンバープレートもチラホラとあった。