*** テキトー日記 ***

(2003/06/04)

 看板ウォッチング

山道での赤色はよく目立つ

最近こういった昔の広告看板が気になって仕方ない。その場所で30年40年、場合によっては50年くらい経過したものなんだろうなあと思うと妙に感慨深いのは自分が歳をとったせいか。

いやそんなことはないな。考えてみれば20年以上前にも渋谷、新宿、横浜などのワーーと連なる広告看板が主となる繁華街の景色などをよく撮っていたぞ。ただあの頃の写真は看板が中心というより、看板と電柱や電線とペンシルビルが織り成す都会のゴミゴミした繁華街の景色という意味だった。

それと比べると昨今の広告看板が気になるというのは、あくまで看板そのものへの興味だったりする。看板が過ごしてきた年月への尊敬みたいな気持ちかもしれない。

写真の広告看板は昨日、峠への途中で見かけたものなのだが、廃屋となった小屋の風情といい、まわりの目にも鮮やかな緑との対比といい、なかなかの景色だと思うのだが如何だろうか?

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