衣装がエスニックで素敵でしょ?
今月は前半セッセと日記を書いていたが月半ばでピタッと更新が止まったままで「全くテキトーなんだから。ちゃんと更新してよね」と身近なところからクレームをもらったりしていた。わはははははははは、だからテキトー日記って言うのです。すまんこってす。
さてでは書こうと思ったら今度はPCトラブルだ。おいおい、モニターが昇天してしまった。う〜む、、、、、
でやっと復帰(というのか?>日記)第一弾はオペラ鑑賞記だ。今宵はチェコ国立ブルノ歌劇場が演じますグランドオペラ、ヴェルディの「アイーダ」であります。
時は昔むかしのその昔、古代エジプトと隣国エチオピアが戦いをしていた時のオハナシで、ファラオの血をひくエジプトの王妃が一人の若武者をめぐって奴隷のアイーダと恋敵になるのですが、その奴隷娘こそ、実はエチオピアの王妃なのでありまして、なにしろ時代が時代、場所が場所だけにイタリアオペラといえどエスニックなのであります。エジプトやエチオピアの王や僧侶や兵隊や踊子の格好であります。見せます魅せます。さらにアイーダがソプラノ、エジプト王妃がメゾソプラノ、若武者がテノールならばエチオピア王がバリトン(この人の声が気に入ったなあ。素晴らしい!)、エジプト王がバス、とうまい具合に分かれていまして、それぞれの皆さんが独唱では歌う歌う、もう素晴らしくのめり込んで歌い上げてくれるのですが、さらには3人それぞれが同時に違うメロディを歌う三重唱やコーラスとの掛け合いなど随所にこうした聞かせどころが散りばめられております。
特に合唱パートは「蝶々夫人」の時のような静かに押さえた祈りのパートから、あのJリーグ応援メロディでお馴染みの力強い凱旋のマーチまで、まぁ100人近い混声合唱は素晴らしいものでありました。
それから今回のオペラは開場から開演までの間の時間を利用して、ロビーにてチェコ歌劇場オーケストラのピックアップメンバーによる金管五重奏のミニライブがあったのも特筆すべき素敵なことでありました。
という風に久しぶりのオペラ鑑賞は素晴らしいものでありましたが、願わくば全く普段着で来ている客の意識をもうちょっとなんとかして欲しいな〜。