やすらぎ公園という公園墓地が郊外の山頂(といっても低いんだけどね)にあって、そこにこの25m8コースの市民プールもある。循環式の流水プールも併設しているがそちらはお子様用だ。どちらも夏季限定の営業で入場料は300円。
夏休みも終わったのでもう空いてるだろうと出かけてみたら、あららら、ボクともう一人の男性の合計二人だけじゃないか。
2時間くらいいたのだけど、その間に来た人全部を数えても10人もいないぞ。なんかもうコースを占有、どころか、まさにマイプールって気分。
日差しは強くても吹き渡る風のどこかに秋の気分が感じられ、それが証拠にちょっと木陰などで寝そべればなかなかに爽やかだ。空は高く青空にはいくつもの白い雲が棚引き、飛行機雲まで見えたりして、鳥のさえずり、遠くの山々、いやぁ、こんなに気分の良いところだっけ?って再認識したのも、夏のプールにある意味で特有の子供達のワーワーキャーキャーといった歓声が無縁なせいか。
さらにおまけにプールのBGMとして鳴っていたラジオからは偶然にもジャズが流れ出し、これがなんとコルトレーンの「All
Or Nothing At
All」で、2003年の9月に入った人気(ひとけ)の無い市民プールで、音量大のコルトレーンを聴きながら泳げるとは思ってもみなかった。この瞬間だけなら外国のリゾートプールにも勝っていたのではないかと思える。(足りないのは金髪ビキニのおねいさん達くらいか?)(^^ゞ
はっきり言って、子供のいないうるさくないプールはめちゃくちゃ気持ちがいいぞ〜。