*** テキトー日記 ***

(2003/12/07)

イルミネーション

某ホテルのエントランス前庭

イルミネーションが年々盛んになってるみたいだ。なんでもかんでもライトアップ。それがこの時期になるとクリスマスツリーの電飾飾りとあいまって、どんどん増殖していく。

イルミネーションだとかイリュージョンだとかルミファンタジーだのって、要は電球数万〜数十万個の電飾ってことなんだけど、おいおい、地球温暖化防止だのCO2排出規制だの地球環境だのって普段言ってることはこの際棚上げになっちゃうわけ?

それでもテーマパークやデパートやホテルなんかの人の集まるところなどの飾りつけはまだ許せる。解せないのは個人の家の庭や玄関や屋根なんかに電飾をコレデモカ!と飾っている家が増えてることだ。特に郊外の新興住宅地などにこの傾向は顕著に出ている。あれはいったいどういうつもりなんだろうか?

なんでも自宅に取り込もうという浅ましい欲望の表れと見ればいいのだろうか?ほら、よく言うでしょ?「この大画面で自宅の居間が映画館に」なんてね。映画館はわざわざ出かけるからいいのであって自宅に映画館があっても意味が違っちゃうと思うのだ。

昔、オーディオというものが盛んだったころ「この装置があれば生演奏を超える」って、そんな馬鹿なと思うのはお分かりでしょ?

やっぱりみんなもっとお出かけしなくちゃいけないんだよねえ。じゃないといつまで経ってもパブリックという概念は育たないと思うな。

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