先週の土曜日から今度の土曜日まで、ちょうど年末年始の1週間は某ホテルのバーで毎晩ピアノさんとデュオ演奏をしている。
観光地のホテルなのでバーといっても閉店時間は11時と早く、なので8時から9時から10時からのそれぞれ30分3ステージを演るつもりで始めた。
このバーはロケーションもいいし店内も雰囲気があって気分が良いので初日のセカンドステージなどは、それが終わるまで自分では30分の演奏だと思っていたのだが実際には丸1時間演ってしまっていた。
昨夜などは年配のカップル客が熱心に聴いていてくれて、おまけに指スナップでリズムサポート(^^ゞしてくれる。ピアノと二人なのでこういう音は意外に良く聞こえる、というか良く響く。てっきり男性の方だと思ったらこれがなんと女性の方。きっとジャズがお好きなのね。
さらに最後のステージでは別のカップル(この方たちも若くはないんだけどね)の男性から「”酒とバラの日々”を」というリクェストまで頂戴した。こういうシチュエーシォンでよくあるリクェストは”ハーレムノクターン”だとか”ダニーボーイ”だったりするんだけどやっぱり雰囲気がよいと客もちゃんと心得たリクェストをしてくれるもんだなあ、などと思ったりした。
そうそう初日には「せっかく港の灯が見えるんだから”ハーバーライト”はどうですか?」というシャレた提案も頂いたりしたのだった。なのでこの曲を翌日からのオープニングに使ったりしている。