あけましておめでとうございます。
年末年始の8日間をホテルバーでピアノとデュオ演奏することになり、30分3ステージを毎夜演っていたのだが、どうもホテル側に気に入ってもらえたようで、急遽1月中にあと8日間を追加で演奏することになった。
それにしても今までクリスマスや年末の年越しカウントダウンといった形での演奏は何度か経験あるのだが、大晦日の深夜12時前後より早い時間帯の大晦日ナイトの演奏経験はこれが初めてだった。
なにが言いたいかというと、大晦日は、というか大晦日の観光地のホテルは宿泊客で満室にもかかわらず建物内部から人の気配が全くなくなってしまうということだった(驚!)。
どうも皆さんホテルの自室に引きこもって紅白歌合戦だのK-1観戦だのでテレビ三昧らしい。
こっちは逆に大晦日だから11時からの1ステージを追加して今夜だけ4ステージ演るつもりでいたのだが、これが全くの肩透かし、大ハズレ。マイッタな〜。
この夜、唯一のお客さまは8時頃のステージを聴いてくださった粋な女性のご家族ご一行さまだけ。しかもこの女性は普段は六本木などで歌っているということで、急遽歌わせて欲しいとのお申し出を頂いた。
残念ながら、マイクの用意がない、譜面がない、キーも分からない、だったので「来年は譜面用意してきます(女性談)」「ではマイクを用意しておきます(ボク談)」ということになったのだが、それにしても彼女が歌いたいからと口走った曲名は"Come
rain or come shine"とか"I thought about
you"なのだ。
なんか慣れてる〜って感じだよね。あるいは六本木辺りではこういう曲から手をつけるものなのか。先生の好みとか地域の雰囲気とかあるんだろうなあ。通好みって感じの曲だものねえ。